IBD
(炎症性腸疾患)
とは

はなまる消化器内科クリニックでは、IBDに関する専門的な診療を行っております。

IBDには、大きく潰瘍性大腸炎とクローン病の2種があり、どちらも原因不明の「特定疾患」に指定されている、専門的な治療が必要な難病です。
消化管、特に小腸・大腸に慢性的な炎症が生じ、下痢、血便、腹痛などの症状が繰り返し起こることが代表的な症例になります。 同じ疾患でも患者様それぞれの病態や経過が異なっており、そのため、症状に応じて適切な治療を選択することが大切です。

医師に相談する男性のイメージイラスト

患者様一人ひとりに
向き合うIBD医療を

家族のイメージイラスト

当クリニックでは、患者様に不安なく治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と専門医療の提供を心がけております。
高精度の内視鏡検査設備を完備しておりますので、定期的な大腸カメラ検査も行いながら、治療を進めていくことができます。

日本人のIBD患者数は年々増加しております。腹痛や下痢、血便などの症状が持続する場合にはIBDの可能性も視野に入れる必要があります。
難病ではありますが、療法の急速な進歩により、適切な治療を行えば通常の方と同様な生活を送ることができるようになってきました。

はなまる消化器内科クリニックは患者様一人ひとりと向き合いながら、IBD特有の長期的な視点を考慮した、可能な限りの診療を提供いたします。安心してご相談ください。

当院のIBD治療の特徴

Feature of our gastroenterology
POINT 01

安全性と治療効果が
確かめられた
治療を行います

厚生労働省の最新のガイドラインに則った治療を行います。お薬による治療では、近年増えている生物学的製剤、免疫調整剤を用いた治療も行います。

内視鏡検査には、オリンパス社の最上位・次世代内視鏡システム「EVIS X1」を導入しています。高精度な観察、信頼性の高い検査を行うことが可能となっております。

入院治療が必要と判断した場合は、IBD専門医が在籍する各高次医療機関と連携し、最善の選択肢をご紹介させていただきます。

  • 使用実績のある主な生物学的製剤:
    ヒュミラ(アダリムマブ)・エンタイビオ(ベドリズマブ)・ステラーラ(ウステキヌマブ)・ゼルヤンツ(トファシチニブ)など
  • 使用実績のある主な免疫調整剤:
    イムラン(アザチオプリン)
  • 現時点で対応不可能な薬剤:
    レミケード(インフリキシマブ)

上記以外にも対応の準備は整えますが、事前の薬剤確保が必要な場合もありますので、事前に相談をしていただけますようお願いいたします。

内視鏡検査室
POINT 02

医師が一貫して寄り添った
治療を行います

大きな病院では、その時々で異なる医師が診察をすることも珍しくありません。もちろん、各担当医間ではカルテやカンファランスなどを通じて患者様についての情報交換が適切に行われているものですが、距離感や安心感に不安をおぼえるという患者様も少なくないようです。

当院では、診察から内視鏡検査まで同じ医師(難病指定医)による診療をさせていただきます。 IBDは長期にわたる診療が必要になる場合が多く、患者様と医師の信頼関係もとても大切になります。
患者様にとりまして、不安や疑問があれば気軽に相談できるという安心感は大きなメリットになると考えます。
医師にとっては、病状の細やかな経過を診ることができ、どんなに些細な変化にも対応ができるという重要な利点があります。

治療法も複雑化し多岐にわたる病気であるからこそ、患者様の近くで治療を行っていくことが大切であると考えております。

診察をするドクター
POINT 03

午後や土曜日も
IBD診療をいたします

IBD医療について課題のひとつに「地域医療の格差」が挙げられています。診療拠点が大学病院をはじめとする基幹病院に集中している傾向にあり、患者様の通院の負担軽減、お仕事と治療の両立を支援するためにも、地域専門医療の強化が求められています。

はなまる消化器内科クリニックにとって、専門医療を地域のかかりつけ医として提供することは重要な使命であります。 午後や土曜日も診察ができることはクリニックの強みであり、お仕事をしながら治療を続けていく患者様にとっての助力になれることを願っております。

基幹病院との医療連携もスムーズに行える体制が整っております。大型病院へ行くことが難しいという方も、安心してご相談ください。

クリニックの外観